トレタ データサイエンス研究所

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2018年2月23日

SaaSビジネスの継続的な成長のための指標とそのダッシュボード (part I)

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こんにちは、研究員のデンです。

トレタのデータサイエンティスト達は主に蓄積された飲食店のデータを分析しますが、それ以外にも自社の継続的な成長のために、格経営指標の考案から現場に落とし込むところまで色々な場面にて力を発揮しています。

その内の一つが経営指標とそのダッシュボードです。ご存知の通り、トレタは飲食店向けの予約/顧客管理サービスを提供してますが、ビジネスモデルとしてはサブスクリプションモデル(月額・年額)のSaaSビジネス(ソフトウェアをサービスとして提供する会社)に分類されます。

SaaSビジネスの特徴としては毎月ご活用していただいている店舗の数だけ売り上げが増える積み上げ式ですが、その反面契約などの時にはそれ以上に反省し、真剣に改善案を議論する必要があります。ですので経営指標としてはMRR/ARR/Churn Rateなどが中心となります。

MRR

これらの指標をされに分解したものをダッシュボードかしたものが日々の議論を支えるデータになります、例えば

  • New business MRR:新規契約により新たにMRRに加わった部分
  • Expansion MRR:オプション契約、iPad追加など、既存顧客に対する拡販
  • Contraction MRR:オプションの解約
  • Churn MRR:台帳本体の解約
  • Reactivation MRR:一旦解約したものの、やはりトレタの使い勝手がいいので再度ご契約いただいたパターン

今回は上記の各指標を見やすくダッシュボード化する為にChartmogulというサービスを導入しました。

画面上半分に表示されているのがMRRの推移です、内部に契約情報を時系列として保存しているのでリアルタイムにセグメントなどを選んで分析することができます。

MRRの分解

ダミーデータになりますが、MRRに影響を与える要因を分析するために累計ではなくプラス要素とマイナス要素に分けて分析することも可能です。左下にMRRの分類があり、テーブル状になっているのが毎月各項目の詳細です。セルをクリックすると該当店舗の一覧を表示することができます。

セグメンテーション

受注プランや顧客属性ごとに経営指標を分解することをセグメンテーションと言います。トレタではより多くのお客さまにトレタのよさを体験していただくために販売代理店の力をお借りしてますが、Chartmogulでは受注プランや金額、販売経路、直販の場合は担当者レベルまでインタラクティブに絞り込むことができます。

受注プランのセグメンテーション

運用状態

今まで手動で集計していたものをChartmogulでダッシュボード化することによって、営業の現場で起きていることをスピード感を持って経営側へ可視化することが今回の目標でした。まだ運用を始めたばかりですが、経営層だけではなく、製品開発に関わるエンジニアやデザイナーまで、部署に関わらず使われています。今後は業務に組み込んだ上で効果検証をした上で、記事を書く予定ですので、ご期待ください。

参考資料

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hden
この記事を書いた人

台湾大学にて修士号取得、その後飲食メディアにてデータサイエンティストとしての経験を生かし、トレタに入社。蓄積されたデータを活用し、飲食店のパフォーマンスの最大化に貢献しています。

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